《若狭湾の海の生き物》
ソラスズメダイ
Pomacentrus coelestis
スズメダイ科 全長8cm
体はとても小さいですが、ブルーがひときわ鮮かで、その姿は南国の海を思い出させてくれます。
オヤビチャ同様、 南の方にすむ魚で、水温が高くなるとともに、黒潮にのってやってきます。
若狭湾では、8月の終わり頃からみられることが多いです。
しかし、秋も終わり水温下がってくると、若狭湾では冬を越すことができず死んでしまいます。
このような魚は、死滅回遊魚とよばれます。
かわいそうですがこれも分布域を広めるための魚たちの戦略の一つです。