おすすめ水槽 一覧
☆マハタの赤ちゃんを展示しています☆
今や高級魚の代名詞ともなっているマハタ!!
淡白な味わいながらも脂のうまみが引き立つ、大変美味な魚です。
大人になると1mにもなる大型の魚ですが、そんなマハタも赤ちゃん時代があります。
マハタは温かい海に生息する魚ですが、福井県でもみられます。
福井県では、若狭ふぐに続く新たな養殖魚として高級魚であるマハタに着目し、県海水養魚協会と連携して、敦賀、小浜、若狭、高浜の4地区のにおいて平成27年~29年の3カ年計画で養殖試験を進めています。
今年の夏には養殖マハタを初出荷するに至り、民宿などで味わうことができ、今後はもっとたくさんのひとに食べてもらえるよう、養殖技術を高めていく計画です。
マハタの赤ちゃんは、これからの養殖業を支える大事な時期を過ごしているのですね。
マハタの赤ちゃんたちは、センター2階「若狭湾を彩る小さな生きものたち」コーナーに展示しております。
センター1階の「若狭路のおいしい生きものたち」コーナーには、大人のマハタを展示しておりますので、比べてみてくださいね☆
ちなみに、このマハタの赤ちゃんたち、9月10日には4cmくらいでしたが、9月18日には10cmくらいにまで成長していました。
成長の速さに驚きを隠せませんが、小さなマハタを近くで見られるのは今しかありません!
この機会にせひお越しいただき、じっくり観察してみてください☆
☆小浜の養殖サバを展示しています☆
みなさん小浜で養殖されたサバをご存知でしょうか?
今から約30年程前まで、小浜のサバは京都へたくさん運ばれていました。
京都の住人にとって、小浜のサバは海の幸として大変重宝され、小浜から京都へ物資を運ぶルートが「鯖街道」と名付けられたほどです。
海の底から湧いてくると言われるほど、小浜ではサバがたくさんとれた時期がありましたが、漁獲量は年々減少し、ここ数年を除くと、ほとんど獲れない年が続いていました。
そこで、小浜市が主体となり「鯖、復活プロジェクト」を始動しました!
各機関、漁師さんたちが知恵を出し合い、難しいとされたサバの養殖を実現し、市場出荷を達成しました。
小浜の養殖サバは、飼育下で管理することで、寄生虫「アニサキス」がつきにくくなっているという特徴があります。
小浜市、研究者、漁師さんたちが協力し、愛情たっぷりに育てた小浜の養殖サバ!
当センター1階「若狭路のおいしい生きものたち」水槽に展示しております。
この機会にお越しいただき、ご覧になってください。
ふしぎな水槽に淡水魚ウナギを展示しています。
去年の9月に試しに海水の水槽であるふしぎな水槽内にウナギを入れてみたところ
海水に順応し、周りの海水魚と何変わりなくくらしています。
ウナギは産卵時期になると日本から2500km離れたマリアナ海溝で産卵し、
稚魚の時に北赤道海流、黒潮に乗って日本にたどり着いて川や湖でくらします。
淡水でも海水でも両方の環境で生活できるのがウナギの面白いところです。
今回ご紹介したウナギは、普段は底の給水用のパイプの中に隠れていますが、
15時ごろの餌やりの時に出てきて、餌のイワシを捕食します。
海水でくらしているウナギはめったに見られないのでぜひ御覧ください。
当センター1階「ふしぎな水槽」コーナーで展示しています。
仙魚?「ヒゲダイ」を展示しています。
「ヒゲダイ」の学名は、Hapalogenys sennin といいsenninは仙人のようにふさふさとしたアゴヒゲが生えていることから付けられました。(仙人ならぬ仙魚といったところでしょうか。)
成魚は45cmになる魚ですが、幼魚の頃は浅い砂浜の底で落ち葉そっくりに化けて身を守っています。展示している個体は、平成27年5月に大飯郡高浜町の若狭和田海水浴場で行われた砂浜の生きもの観察会で採捕されました。採捕された時には4cmほどでしたが、当センターに持ち帰って飼育したところ、今では30cmほどに成長しました。
小さな頃から飼育しているので愛着も一入で、ぜひとも仙人のような貫禄が出るまで長生きしてほしいものです。
ヒゲダイは当センター1階の、「ふしぎな水そう」で展示しています。
餌も食べに来てくれます!!
猛毒魚「ソウシハギ」を展示しています。
「ソウシハギ」は75cm程になる大型のカワハギの仲間です。尾びれが大きく、灰褐色の体に不規則な青色の線模様があることが特徴です。餌のスナイソギンチャク類由来の致死性の猛毒「パリトキシン」を肝臓などの内臓や消化管に含んでいることがあります。パリトキシンはフグ毒「テトロドトキシン」の数十倍の毒性を持つと言われる自然界屈指の猛毒です。
Twitterユーザーがカワハギと間違えて釣り上げたソウシハギの肝を食べようとしていたところ他のユーザーから指摘されて命拾いしたというニュースが記憶に新しいですが、決して他人事ではありません。もともとは熱帯域のサンゴ礁に生息している魚ですが、近年は温暖化の影響で生息域が拡大し、福井県でも稀に見られます(展示個体は世久見湾で漁獲されました)。
猛毒魚とは言っても食べなければどうということはありません。顔つきは非常にユーモラスですのでぜひ御覧ください。
当センター2階「若狭湾の危険な生きもの」コーナーで展示しています。
※2016年12月17日にソウシハギの展示は終了いたしました。
黄金オニオコゼを展示しています。
美浜町の日向の刺し網によって漁獲されたオニオコゼの黄色個体を展示しています。
通常のオニオコゼは、灰色~茶色や黒色の地味な色で岩などに擬態して身を守りますが、黄色い体色は、海の中でもとても目立つため生き残る数が少なく、とても珍しいです。
通常の体色のオニオコゼと一緒に展示していますので見比べていただくことも可能です。
鮮やかな体色から黄金オニオコゼなどと呼ばれることもあり、金運がアップするかもしれません。
当センター2階の「若狭湾の危険な生きもの」コーナーに展示しておりますので、ぜひご来館ください。
※2016年12月02日に黄金オニオコゼの展示は終了いたしました。
特大コブダイを展示しています。
10月16日に日向沖で釣獲された大型のコブダイを展示しています。
コブダイは、ベラの仲間に分類される大型魚です。佐渡島の通称「弁慶」という特に大きな雄のコブダイはダイバーにとても人気があります。
展示することになったコブダイは、コブの突き出た78cmの大きな雄の個体で、顔にある複数の傷が歴戦の勇士感を醸し出し、弁慶にも勝るとも劣らないド迫力です。
当センター1階の野外水槽にて展示しています。
これほど大きなコブダイを間近に見られる機会はめったにないので、ぜひご来館ください。
※2016年1月16日特大コブダイの展示終了いたしました。
マサバ幼魚の群れを展示しています。
6月4日に若狭町世久見の定置網で全長約5cmのマサバ幼魚の群れが捕れました。
マサバは、動物プランクトン、小魚など小動物を捕食します。
また、多量に漁獲されるので食卓によく上がる魚です。
今年は定置網でよく捕れており、マサバの幼魚も捕獲されました。
幼魚を生きたまま捕獲できることは珍しく、今回初めて展示することができました。
この機会にぜひ間近で展示中のマサバをご覧になられてはいかがでしょうか?
当センター1階「屋外水槽」にドチザメやマアジなどの魚と一緒に展示しております。
※2015年8月8日に展示終了いたしました。