海のふれあい教室「早めに自由研究スタート!海藻とは何か?地球上で最もはやく誕生した植物について知ろう」を開催しました。
2021年7月4日(日)、海浜自然センターと食見海岸で海のふれあい教室「早めに自由研究スタート!、海藻とは何か!地球上でもっとも早く誕生した植物について知ろう」を開催しました。最初に、東京海洋大学の神谷充伸先生から、海藻について講義をしていただきました。お好み焼きにかけるアオノリや寒天の原料となるテングサ、それ以外にもたくさんの海藻が私たちの知らないところで使われていることに皆さん、驚いたようです。センター職員が事前に用意しておいた海藻を実際に手に取って見ていただきながら、神谷先生の解説を聞いていただきました。ツルツルした海藻、ぬるぬるした海藻、うちわに似た形の海藻など10種類位の海藻を見ていただきました。その後に、海藻と陸上植物との違い、海藻の色と太陽の光の関係、それぞれの海藻が生息している場所と海藻の色との関係などのお話を聞きました。講義の後に、先ほど観察した海藻を標本にしていきました。水の中で丁寧に広げて新聞に挟み完成させていきました。標本の乾燥方法、ラベルの作成方法、世界の博物館の海藻標本のお話などを教えていただきました。「海藻には色々な特徴がありおもしろかった。」「標本作りがおもしろかった。」「自然を守っていきたい。」などの感想が寄せられました。