海のふれあい教室「早めに自由研究スタート!海藻採集と標本作り」を開催しました。
2021年7月3日(土)、海浜自然センターと食見海岸で海のふれあい教室「早めに自由研究スタート!海藻採集と標本作り」を開催しました。
昨年度は開催できなかった「海藻採集と標本作り」ですが、今年は開催することができました。2年ぶりの開催となりました。福井県立大学海洋生物資源学部の吉川伸哉先生にお越しいただき、海藻の種類、海藻が私たちの生活に幅広く利用されていること、幾つかの海藻の名前の由来、標本の作り方について教えていただきました。今回は、食見海岸の磯場は波が高く、採集を断念しました。前浜で採集を行いました。最初に船を繋いであるロープにくっ付いている海藻を採集しました。その後に前浜で膝上まで海に入りながら採集しました。岩についているアオサをへらで丁寧に採集していきました。今年は開催時期が遅く、海藻の種類が少なかったのですが、アオサを中心に数種類採集できました。センターへ戻って着替えを済ませた後、昼食を挟んで午後からは標本作りを行いました。吉川先生に海藻の名前を教えていただき、海藻を紙の上で広げて、吸水紙や新聞紙を使って標本にしていきました。きれいな標本になるように丁寧に広げていきます。ミルをきれいに円形に広げている方もいらっしゃいました。段ボールと新聞紙に挟んだ後は、紐で縛って持ち帰りました。風を当て乾燥させ、ラベルに、和名、学名、採集地などを記入すれば完成となります。皆さん、完成させたら、一度じっくりと自分の作った標本を観察してみてくださいね。