海のふれあい教室「早めに自由研究スタート!海藻採集と標本作り」を開催しました。
2019年6月9日(日)、海浜自然センターと食見海岸で海のふれあい教室「早めに自由研究スタート!海藻採集と標本作り」を開催しました。
毎年大人気、昨年度の参加者から夏休みの自由研究コンクールで入賞しましたと報告のあった講座に、今年度も多くの方にご参加いただきました。東京海洋大学海洋環境科学部の神谷充伸先生にお越しいただき、海藻の種類や陸上の植物と海藻の違い、生えている場所、標本の作り方と海藻の採集のポイントなど海藻について詳しい解説をいただきました。次に食見海岸の磯場へ移動し、海藻を採集しました。この時期は様々な海藻が生えていて、緑藻、褐藻、紅藻を採集できました。さらに前浜へ移動し、ここでも採集。参加者はかぶる波をもろともせず、採集を楽しみました。センターへ戻って着替えを済ませた後、昼食を挟んで午後からは標本作りを行いました。神谷先生に海藻の名前を教えていただき、海藻を紙の上で広げて、吸水紙や新聞紙を使って標本にしていきました。もちろんこれで完成ではないため、今後紙を交換して時間をかけて乾燥させる作業が待っています。根気のいる作業ですが、きちんと取り組めば、きっと夏休みの自由研究にぴったりの作品ができるものでしょう。