スノーケリング指導者養成講座「安全管理・自然観察講習」を開催しました。
2019年6月29・30日(土・日)、海浜自然センター、食見海岸、国立若狭湾青少年自然の家にて、スノーケリング指導者養成講座「安全管理・自然観察講習」を開催いたしました。
今年度2回目の指導者養成講座はスノーケリング時における安全管理や自然観察をテーマに、スノーケリング指導未経験の方からベテランの方まで多くの方に参加していただきました。
講師はオーシャンファミリー海洋自然体験センターの海野義明氏。スノーケリングについて簡単に講義の後、すぐ実習開始。前浜で器材のチェックを行い、横泳ぎやレスキューチューブを使った救助の練習しました。その後潜堤へ移動し、スノーケリング経験者コースを泳ぎながら、生きものの観察ポイントを巡りました。昼食の後はスノーケリング安全管理の講義。その後消防署職員による救急法講習を受講しました。国立若狭湾青少年自然の家へ移動し、夕食・入浴の後は講師のこれまでの経験から近年の自然保全まで思いを篤く語っていただきました。翌日は国立若狭湾青少年自然の家の前にある磯場や川の河口で生きもの観察の実習。センター周辺とは環境が異なるため、採集できる生きものも違いましたが、参加者全員採集レベルが高く、なかなか捕まえられない魚やカニ、見落としてしまいそうな小さな生きものまで幅広い種類を採集しました。採集した生きものの観察も、参加者ぞれぞれが持っている知識を披露しながら講師のより深い解説が加わりました。2日間の講習をとおして、安全を考慮しながら、スノーケリング参加者に海にどう興味・関心を持ってもらうか、どう伝えていくかを考えることができました。