海のふれあい教室「ウエットスーツを着て磯の生きものを探してみよう(7月26日)」を開催しました。
2019年7月26日(金)、坂井市みくに自然学習センター、田の尻海岸にて海のふれあい教室「ウエットスーツを着て磯の生きものを探してみよう」を開催いたしました。
毎年この時期に開催している講座、今年も1回目の講座の講師に松田泰明先生に来ていただきました。ウエットスーツや磯観察の説明を聞いた後、ウエットスーツに着替えて海岸へ移動。数日前の梅雨明けで青空が広がり、波も穏やかと絶好の観察日和。まずはウエットスーツがどのようなものか、マスクやスノーケルはどう使うかを教えていただきました。少し練習して観察場所へ移動。水深が浅く、透明度が高いため、生い茂る海藻の間に潜むムラサキウニやサザエがよく見え、メジナの大群やアオウミウシなど様々な生きものが見られました。ここで採集開始。網も使って採集しますが、中にはじーっとしているヒガンフグとにらめっこの末、手で捕まえた方もいました。たくさん採集し、岸へ戻って生きものの解説。特徴だけでなく、どういう味がするか、場所によってどう呼ばれているか、地元の漁師はどのように捕まえるか、漁業権の設定など、幅広い話をしていただきました。採集した生きものを逃がし、着替えて終了となりました。参加者からは「ウエットスーツを着るのは大変だけど、深いところでも沈まないから安心した」、「上から見ただけではわからないけど、海中から見るといっぱい魚やウニが見れて楽しかった」、「泳ぐのが苦手な我が子がすいすい泳いでいるのを見て驚いた」といった感想が寄せられました。
次回は8月18日(日)12:30~16:00に同じ場所で行います。現在受付に余裕がありますので、参加希望の方はお早めにお申込みください。