福井県海浜自然センター

福井県海浜自然センターは若狭湾国定公園の中にある、ご家族で体験学習が出来る入館無料の施設です。

海のふれあい教室「海の宝物を調べてみよう(ビーチコーミング)!・漂着物アートに挑戦しよう!」を開催しました。

2020 年11月15日(日)、海浜自然センターと食見海岸にて海のふれあい教室「海の宝物を調べてみよう(ビーチコーミング)!・漂着物アートに挑戦しよう!」を開催しました。

毎年好評の講座で、今年も講師に漂着物学会の林重雄先生に来ていただきました。最初に漂着物の種類とビーチコーミングのポイントを解説してもらいました。2020年の秋に、海浜自然センターがある食見海岸に大量のルリガイが打ち上げられ、センター職員もたくさん拾い集めることができたのですが、それは、山口県から秋田県まで日本海側で広範囲に起こった現象であると教えていただきました。海岸でルリガイを拾われた方もいらっしゃるようで漂着物の最新のお話に興味が尽きないようでした。天候にも恵まれ、青空の下、透き通った海を見ながらビーチコーミングを行いました。木の実、鳥の羽、プラスチック製品、ビーチグラス、電信柱に貼ってある地名が記入されたプレートなど様々な漂着物を拾い集めることができました。センターに戻り、漂着物を洗って乾かして午前の講座は終了となりました。午後からは、リース作りに挑戦しました。作り方のポイントを聞き、午前中に拾った漂着物や当センターでストックしていた漂着物を使ってリースを作りました。センターで用意した土台や流木を組み合わせた土台に、飾りも、木の実、鳥の羽、プラスチックの人形など様々な素材でリースを飾り、個性溢れるリースが完成しました。完成後に講師から作品を紹介してもらい、講評もいただきました。参加された方から「毎年、毎年漂着物には特徴があります。漂着物を通して自然環境に思いを馳せます。」「かわいいリースができた」といった感想が聞かれました。

 

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