海のふれあい教室「漁業に挑戦しよう!若狭カキ」を開催しました
2020年2月8日(土)、小浜市仏谷漁港、仏谷集落センターにおいて、海のふれあい教室「漁業に挑戦しよう!若狭カキ」を開催しました。
27名が参加され、小浜市の仏谷漁港に集合しました。
はじめに、仏谷漁港より漁船に乗り、若狭カキを養殖している筏に向かい、カキを収穫する様子を見学しました。その後、漁港内の作業小屋に移動し、収穫したカキの洗浄や養殖ロープから外す作業の見学をし、カキ剥きの体験をしました。
カキ剥きの体験後、仏谷集落センターに移動し、講師の福井県立大学の富永教授から、小浜湾の湧き水がカキにとって栄養豊富な環境を作り出していること、また小浜市海のゆりかごを育む会の大住さんから、カキが育つ環境を守るため、高校生や漁業者、市民が協力してアマモ場再生に取り組んでいる話を聞きました。
その後、若狭カキの蒸し牡蠣の試食をし講座を終了しました。
参加者からは「ふだんはなかなか見ることのできないカキの養殖を見ることができて勉強になりました。山や川の環境が海の生きものたちの成長に大きく関係しているという話が面白かったです。」「カキ殻で海底の土壌を改善できるという話がすごいと思いました。」「カキの成育から漁のことまで詳しく解説していただいて楽しめました。」といった感想がありました。