三方五湖自然教室「田んぼで魚の赤ちゃんをつかまえよう」を開催しました。
2021年6月20日(日)、若狭町鳥浜地区の水田にて、三方五湖自然教室「田んぼで魚の赤ちゃんをつかまえよう」を開催しました。
20名の皆様が参加され、三方青年の家に集合しました。
はじめに福井県立大学海洋生物資源学科の富永修教授より、コイやフナなどの魚の稚魚が育つのに田んぼが重要な役割を果たしていることや、田んぼで魚の稚魚を増やすにはどうしたらいいかなどのお話をしていただきました。
そのあと、鳥浜地区の水田に移動し、田んぼの持ち主の「美しい鳥浜を創る会」の岩本さんより、田んぼでフナなどの稚魚を育てる地域の取り組みについて説明していただいた後、田んぼの周りの水路を中心に生きもの採集を行いました。
この日は、フナの赤ちゃんのほかにもナマズの赤ちゃん、ウキゴリの赤ちゃん、オタマジャクシなど、多くの生きものが採集されました。捕まえた生きものはみんなで種類や数を記録し、はす川に合流する水路に放流しました。赤ちゃん、元気に大きく育つと良いですね。