海のふれあい教室 プランクトンの世界をのぞいてみよう を開催しました
2021年4月10日(土)に海浜自然センターで海のふれあい教室「プランクトンの世界をのぞいてみよう」を開催いたしました。
5家族14名の皆様が参加され、海浜自然センター体験学習室1に集合しました。
最初に、福井県立大学海洋生物資源学部近藤竜二先生から、プランクトンとはどういう生きものか教えていただきました。魚やクジラなどたくさんの生きものがプランクトンを食べて生きていること、プランクトンが海中でとても重要な役割を担っていることも教えていただきました。とても小さなプランクトンですから、特別な網である「プランクトンネット」を使って採集します。プランクトンネットの仕組みと使い方の説明をしていただいた後に、海岸でプランクトンを採集しました。そっとプランクトンネットを海に沈めて海水を汲み上げてビンに入れていきました。
その後、センターに戻り、家族ごとに分かれて、顕微鏡を使って採集したプランクトンの観察をしました。数種類の珪藻などの植物プランクトンを見ることができました。プロジェクターでプランクトンを投影しながら、映っているプランクトンについて説明していただきました。毒を持ったプランクトンがいることやプランクトンにくっ付いている生きものがいることなど興味深いお話ばかりで参加者の方は熱心に聞き入っていました。「海の中にたくさんの生きものがいる!」と驚きの声をあげながら熱心に観察をされていました。参加者から「動き回るプランクトンを見れておもしろかった。自分たちで実際海に出て取れるのもとてもいい体験だなと思いました。」や「海水中に色々な生きものがいることを初めて知りました。」といった感想がありました。