三方五湖自然教室「冬のバードウォッチング 海ワシとコハクチョウを観察しよう!」
2月1日、三方五湖自然教室「冬のバードウォッチング 海ワシとコハクチョウを観察しよう!」を開催しました。
総勢24名の方が参加してくださいました。
若狭町にある三方青年の家において、日本野鳥の会の方を講師としてお呼びし、海ワシとハクチョウなどの説明をしていただきました。
その後に三方湖の西田田井島付近に車で移動し、海ワシの観察を開始しました。 観察場所に到着する直前にオジロワシが飛び去ってしまい、その後は一向に姿を見せてくれませんでしたが、湖上の杭で羽を 休めるミサゴや上空を飛び回るノスリなどの海ワシの仲間を観察できました。
30分ほど観察したところで、ハクチョウの観察 をするために鳥浜の冬水田んぼに移動するグループとオジロワシの観察を続けるグループに分かれました。
ハクチョウの観察グループは、残念なことに観察場所に到着すると同時にオオハクチョウが飛び立ってしまい、観察できませんでしたが、15羽のコハクチョウの群れが観察できました。
群れの中には幼鳥も4羽確認できました。 オジロワシの観察グループは、厳しい寒さと強い向かい風、時折降る雪によって心が折れかけた観察終了3分前、ついにオジロワシが姿を現してくれました。
観察場所からはかなり遠い位置で旋回していましたが、肉眼でもオジロワシの特徴である白い尾羽を捉えることができ、参加者の皆様は寒さも吹き飛んだ様子で喜びの声を上げていました。
厳しい寒さの中、講座に参加してくださった皆様、ありがとうございました。
海ワシやハクチョウが観察できるのは、越冬が終わる2月中旬から3月上旬までですので、皆様もぜひ観察してみてください。
観察した鳥類リスト 20150201 若狭町田井島、鳥浜