三方五湖自然教室「たんぼで魚の赤ちゃんをつかまえよう」を開催いたしました。
7月2日に、三方五湖自然教室「たんぼで魚の赤ちゃんをつかまえよう」を開催しました。
はじめに三方青年の家研修室で、福井県立大学海洋生物資源学部教授の富永修先生から、田んぼと湖のつながりや、田んぼが湖の魚たちにとって果たしている役割についてのお話のほか、田んぼをコイやフナなどの稚魚育成の場として利用して湖の魚を増やすための研究についてお話をいただきました。その後、若狭町鳥浜地区の「美しい鳥浜を創る会」という農地の環境保全に取り組んでいる団体の管理する水田魚道を設置した田んぼで、生物の採集と観察を実施しました。フナやナマズなどの魚類の稚魚が採集され、参加者の皆様には田んぼが湖の魚にとって産卵・稚魚育成の場になっていることが理解していただけたかと思います。