三方五湖自然教室「外来種バスター(5/28)」を開催しました
2017年5月28日(日)、三方湖畔で、三方五湖自然教室「外来種バスター~湖の侵入者捕獲と解剖~」を開催しました。
前日の夜は雨が降り、肌寒い朝となりましたが、講座が始まる頃には、とっても気持ちの良いお天気になりました!
講師には、三方湖でオオクチバスやブルーギルなどの外来魚の生態や駆除方法について研究をされている、福井県立大学の富永先生にお越しいただき、外来生物や外来生物が与える影響について、分かりやすく教えていただきました。
センター職員から、外来生物を捕まえる時の注意事項を聞いた後は・・・三方湖畔へ移動。駆除をするかご網を引き上げます。何が入っているかな?
かご網には、外来生物のウシガエル・ミシシッピアカミミガメ、在来生物のナマズ・テナガエビが入っていました。
ウシガエルの解剖では、メスのお腹にはたくさんの卵が入っている様子や、小魚やカニ、シジミ等を食べていることを確認しました。参加された方々からは、「学校でもなかなか経験できない体験ですね。」といった声が聞かれました。
最後に、外来生物は自分で日本や三方湖にやって来たのではなく、人間が連れてきたもの。三方湖の自然環境を守るために駆除は必要ですが、外来生物が悪者というわけではありせん。そこに住んでいない生き物を連れてきたらどうなるのかな?私達は、責任を持って行動しないといけません。