「わくわく体験塾~若狭の歴史と自然で、学ぼう!遊ぼう!仲間と共に~」を開催しました。
2018年11月23~25日(金~日)、海浜自然センターを含む若狭の6施設が連携して「わくわく体験塾~若狭の自然と歴史で、学ぼう!遊ぼう!仲間と共に~」を開催しました。
県内だけでなく、滋賀県や京都府、愛知県の小学4年生から中学生まで男女合わせて32名の参加がありました。
1日目は福井県立若狭歴史博物館で開講式・アイスブレイクの後、館内を見学しました。その後バスで加茂北古墳を見学し、県内最大級の石室内部に入り、豪族の偉大さや昔の人の技術の高さを感じました。午後は国立若狭湾青少年自然の家で火おこし体験を行いました。弓きり式、まいぎり式の2種類を試しましたが、なかなか火がつかず、ボランティアやスタッフの手を借りて何とか火をつけることができました。薪を割って火をつけ、野菜を切ってカレーを作りました。苦労して作ったカレーライスは大変おいしく、満腹になりました。
2日目は午前中、海浜自然センターで魚の解剖・試食体験です。今回はマアジを使いました。胃を切り開くと小さなイワシがたくさん見つかり、いかに多くの餌を必要としているかが分かりました。その後3枚おろしに挑戦し、酒蒸しとムニエルに調理しておいしくいただきました。午後は若狭町気山の学びの森に移動し、林業体験を行いました。チェンソーを使って間伐を行い、森の手入れをすることの大切さを学びました。その後雑木林でネイチャーゲームを行い、晩秋の里山にいる様々な動植物を発見できました。最後に9月にできたばかりの年縞博物館へ移動し、説明を聞きながら館内を回って世界のモノサシと言われる理由を学びました。夜は三方青年の家でキャンドルサービスを行い、ボランティアの方によるゲームを楽しみました。
最終日は若狭三方縄文博物館を見学後、勾玉作りを行い、細部にまでこだわってすばらしい作品ができました。閉講式の前には活動発表会を行い、3日間のしめくくりとなりました。
今年度は11月下旬のため、例年とは違った活動内容でしたが、様々な体験を通して参加者の成長が感じられた、充実した3日間でした。