若狭町田名にコハクチョウ飛来
コハクチョウ8羽(成鳥5羽、幼鳥3羽)が、12月19日に、若狭町の鳥浜地区から田名地区にかけて広がる田んぼに、今冬初めて飛来しました。
先日からの強い寒気で、北日本から南下してきたのでしょう。
これから寒さが厳しくなるにつれて、より多くのコハクチョウが三方五湖周辺に飛来すると思います。
また、12月8日から飛来しているオオハクチョウ6羽(成鳥2羽、幼鳥4羽)は、三方湖東部の岸辺のヨシ帯で 水草(特に抽水植物)の根茎を食べたり、湖面で休息して過ごしています。
どちらかというと、オオハクチョウは湖岸の水草帯で、コハクチョウは二番穂のはえた田んぼで 餌を探すことが多いようです。
翌日の12月20日には、オオハクチョウとコハクチョウの動きに、さらに変化がありました。
オオハクチョウも鳥浜から田名の田んぼにやってきました。が、4羽いたはずの幼鳥が3羽しかおらず、 何か事故があったのかもしれません。
一方、コハクチョウは成鳥が2羽増えて7羽になり、合計で10羽になりました。
しかし、成鳥1羽は 脚が悪くて休んでいることが多く、今後が心配です。 これからハクチョウたちの動きは次々と変化していきます。毎日見ていこうと思います。