仙魚?「ヒゲダイ」を展示しています。
「ヒゲダイ」の学名は、Hapalogenys sennin といいsenninは仙人のようにふさふさとしたアゴヒゲが生えていることから付けられました。(仙人ならぬ仙魚といったところでしょうか。)
成魚は45cmになる魚ですが、幼魚の頃は浅い砂浜の底で落ち葉そっくりに化けて身を守っています。展示している個体は、平成27年5月に大飯郡高浜町の若狭和田海水浴場で行われた砂浜の生きもの観察会で採捕されました。採捕された時には4cmほどでしたが、当センターに持ち帰って飼育したところ、今では30cmほどに成長しました。
小さな頃から飼育しているので愛着も一入で、ぜひとも仙人のような貫禄が出るまで長生きしてほしいものです。
ヒゲダイは当センター1階の、「ふしぎな水そう」で展示しています。
餌も食べに来てくれます!!