福井県海浜自然センター

福井県海浜自然センターは若狭湾国定公園の中にある、ご家族で体験学習が出来る入館無料の施設です。

海のふれあい教室「魚の体のしくみを知っておいしく食べよう!」を開催しました。

2018年10月20日(土)に海のふれあい教室「魚の体のしくみを知っておいしく食べよう!」を開催しました。

9月24日は「イカの体のしくみを知っておいしく食べよう!」を開催しましたが、今回は魚(マアジ)です。はじめに、魚全般とアジの特徴やアジの漁獲量、栄養などのお話を聞いた後、解剖を行いました。まずは自分で挑戦!えらの近くなど硬くて切れないところはお家の方に手伝ってもらいましたが、できるだけ自分の力でやってみました。内臓の位置や形、触った感じの違いを確かめました。胃を切り開くとヒイラギやイカ、シラスなどが見つかりました。さらにアニサキスが見つかり、虫めがねでよく見ると動いている!など発見や感動があり、参加者全員で観察しました。

解剖の後は調理です。今回は小浜市矢代の民宿「かどの」の角野さんに講師として来ていただきました。まずは3枚におろす方法を教えていただき、やってみました。さらに皮をはがし、食べやすいように中骨も取り除きました。今回のメニューは酒蒸しとムニエルの2品。酒蒸しはホイルに切り身、うすく切った野菜やきのこ、調味料を入れて蒸すだけ、ムニエルは小麦粉をつけて焼くだけです。講師の方に調理のコツを教えてもらいながら火を通していくとだんだんいいにおいがして、食欲をそそります。完成したら楽しみにしていた試食。アジの名前の由来にある味を堪能できました。

解剖や調理、試食を通して魚に興味関心が深まり、命の大切さも学ぶことができたという感想が多く聞かれました。ぜひ家でもやってみましょう。

海のふれあい教室「初心者におすすめ!海釣りをやってみよう」を開催いたしました。

2018年9月15日(土)、9月23日(日)に海浜自然センターで海のふれあい教室「初心者におすすめ!海釣りをやってみよう」を開催いたしました。

2日間とも多くの方にご参加いただきました。福井県釣りインストラクター連絡機構の先生方にお越しいただき、釣りのやり方、ライフジャケットの重要性、釣りをする上でのマナーの解説をいただきました。
次にライフジャケットを着用し、のべ竿、バケツ、餌(オキアミ)を持って2箇所の釣り場所に移動して釣りを開始しました。
餌だけを取るカワハギに悪戦苦闘しながらもメジナ、キュウセン、クサフグなど10種類の魚が釣れました。最後に釣れた魚の解説・観察を行い、講師の先生から釣りに関するお話をお聞きしてから終了しました。

10月の土日祝日に自然体験野外講座を行います。午前中、天候・海況がよければ魚釣りを行いますので、ぜひご参加ください。

海のふれあい教室「イカの体のしくみを知っておいしく食べよう!」を開催しました。

2018年9月24日(月・祝)に海のふれあい教室「イカの体のしくみを知っておいしく食べよう!」を開催しました。

はじめに、みんなでイカの絵を描きました。よく知ってるし、よく食べているイカだけど、ちゃんと描けるかな?

絵を描いた後は、イカについてのお話を聞きながら、どこが頭かな?脚は何本かな?、福井県でよく食べられているのはどんなイカかな?など、みんなが描いた絵と照らし合わせながら、イカについてのお話を聞きました。

お話の後は、いよいよ解剖に移ります。イカの吸盤や口、体の中、目の様子をみんなで確認した後、解剖に挑戦!改めて見ると、とてもおもしろいイカの体のしくみに、みなさん興味津々!「イカのボタンがびっくりしました。」、「初めて知ることがたくさんあって、楽しかった。」などの感想をいただきました。

最後は、調理してみんなでおいしくいただきました。キッチンバサミを使えば、簡単に調理できますので、ぜひ、お家でも試してくださいね。

福井国体オープンウォータースイミングが行なわれました。

2018年9月12日(水)、海浜自然センター前の食見海岸で第73回国民体育大会「福井しあわせ元気国体」のオープンウォータースイミングが行われました。センター前の駐車場で開始式の後、食見海岸に設けられたコースを5km、男子、女子の順に競技が行われました。若狭町の小中学生など多くの方の応援を受け、選手のみなさんは全力で泳ぎました。

参加された選手や競技関係者のみなさま、見学・応援に来られたみなさま、お疲れさまでした。また、当センターにご来館いただき、ありがとうございました。

スノーケリング自然教室「経験者におすすめ!三方海域公園ウオッチング」を開催しました。

2018年8月4日(土)にスノーケリング自然教室「経験者におすすめ!三方海域公園ウオッチングー烏辺島ー」、9月2日(日)同じく「三方海域公園ウオッチングー常神ー」を開催しました。

海浜自然センターから船で約10分ほど行くと、おにぎりのような形をした烏辺島に到着。この日は、海況も穏やかで透明度も高く、絶好のスノーケリング日和でした。今年産まれのスズメダイやメジナなどの小さな小さな魚の赤ちゃんがたくさんみられました。また、ウミウシを見つけると「わー!」とか「きゃー!」といった感激の声があちこちから聞かれ、みなさんとても楽しまれている様子でした。

常神は、海浜自然センターから船で約25分程。潮の流れが少し速くて心配しましたが、この日もまた、抜群の透明度!そして、いたる所にマアジやアオリイカ、スズメダイ、メジナなどの群れ!群れ!群れ!これぞ常神の醍醐味ですよねー、とみなさんうっとり。念願の「青の洞窟」もとってもきれいな青でした。また、洞窟の中では、昨年、数が減って心配だったムツサンゴがきれいなお花畑を作っていました。

これからもずっと、三方海域公園のスノーケリングを楽しめるよう、みんなで若狭の海を大切にしていきたいですね。また、来年もぜひお越しください。

(8月25日(土)常神は、荒天が予想されたため中止にしました。)

スノーケリング自然教室「スノーケリングで食見海岸を探検しよう」を開催しました。

2018年9月1日(土)、海浜自然センターでスノーケリング自然教室「スノーケリングで食見海岸を探検しよう」を開催いたしました。

初心者向けスノーケリング講座を受講された方を対象に、スノーケリングをしながら生きもの観察をメインに行う講座を開催しました。前日から当日朝にかけて秋雨前線による大雨、当日は海水温・気温とも低くなく、透明度も高くて波風のほとんどない状態でしたが、開催時も降ったりやんだりの天候でした。参加者のみなさんは今年度、または昨年度の講座に参加されていて器材合わせやウエットスーツの着用がスムーズに進み、磯場へ向かいました。エントリー後も器材の使い方復習もすぐ終わり、探検へ出発です。スノーケリングで岩の間を通り抜け、岩や海藻の間、海中を泳ぐ魚や底生生物など様々な生きものを観察しました。探検しながら若狭湾の自然を楽しむだけでなく、スノーケリングのスキルアップもできました。

スノーケリング自然教室「初心者におすすめ!スノーケリングをマスターしよう(8/26)」を開催しました。

2018年8月26日(日)、海浜自然センターでスノーケリング自然教室「初心者におすすめ!スノーケリングをマスターしよう」を開催いたしました。

今年度6回目の初心者向けスノーケリングの講座で、多くの方にご参加いただきました。グループミーティング後に水着に着替え、ウエットスーツを着用後、陸上でフィンの使い方練習をして海へ向かいました。スノーケル、フィンなど器材の使い方をリーダーから教わって練習し、慣れてきたら潜堤へ移動して生きものを観察しました。この日はマアジやメジナの群れ、ムラサキウニやベラなど多くの生きものを観察できました。その後片づけ・着替えの後、振り返りを行って終了となりました。夏休みももうすぐ終わりですが、その前に豊かな若狭湾の自然を楽しむことができました。

9月にスノーケリングを追加開催します。こちらをご覧いただき、参加を希望される方はセンターまでお早めにお申し込みください。

スノーケリング自然教室「初心者におすすめ!スノーケリングをマスターしよう(8/19)」を開催しました。

2018年8月19日(日)、海浜自然センターでスノーケリング自然教室「初心者におすすめ!スノーケリングをマスターしよう」を開催いたしました。

今年度5回目の初心者向けスノーケリングの講座で、多くの方にご参加いただきました。グループの打ち合わせ後に水着に着替え、ウエットスーツを着用後海へ向かいました。スノーケル、フィンなど器材の使い方をリーダーから教わって練習し、慣れてきたら桟橋や潜堤へ移動し、生きものを観察しました。この日はイシダイ、アオリイカ、メジナの群れ、アオウミウシ、ヒメジなど多くの生きものを観察できました。その後片づけ・着替えの後、振り返りを行って終了となりました。豊かな若狭湾の自然を楽しむことができました。

9月にスノーケリングを追加開催します。こちらをご覧いただき、参加を希望される方はセンターまでお早めにお申し込みください。

海のふれあい教室「夏の磯の生きもの観察」を開催いたしました。

2018年8月13~16日、海浜自然センターで海のふれあい教室「夏の磯の生きもの観察」を開催いたしました。

お盆の時期に行うのは初めてでしたが、多くの方にご参加いただきました。最初に磯での観察方法や注意点の説明を行い、準備をして磯へ向かいました。波は穏やかで気温もそれほど高くなく、海水の透明度も高くて観察日和でした。カニや貝、ヘビギンポやナベカ、ムラサキウニやアオウミウシなど様々な磯の生きものを採集できました。子どもだけでなく大人も夢中になり、親子で楽しんでいるようでした。採集した生きものは解説を行い、ウミウシは貝の仲間であること、ウニは管足でくっついたり移動したりできること、カニのオス・メスのちがいなどを知り、勉強になったという声が多く聞かれました。夏休みの良い思い出になったことと思います。

※8月17日は高波のため、中止となりました。

海のふれあい教室「ウエットスーツを着て磯の生きものを観察しよう」を開催しました。

2018年7月24日(火)、坂井市三国町で海のふれあい教室「ウエットスーツを着て磯の生き物を観察しよう」を開催(坂井市共催)しました。

はじめに、講師の八十島章雄先生から、マスクやスノーケルの使い方、今日見られる生きものや観察場所の地形についてのお話をいただいた後、ウエットスーツに着替えて、海に移動しました。

初めて着るウエットスーツは、着るのがとても大変で、みなさん四苦八苦!装着後も、「動きにくくて、ロボットみたい!」という声が聞こえてきました。

海に移動すると、さっきまでは動きにくかったウエットスーツが大活躍!足の届かない場所でもプカプカ浮かぶことができるし、波で揺られたり、生きものを捕まえる際に、うっかり岩にあたっても安心。みんなでウエットスーツが体を守ってくれることを体感できました。

海の中は、少し濁っていましたが、メジナの群れやベラ、ウミウシなどの生きものがたくさん。観察に夢中になったり、力を合わせて捕まえたり、みなさん思い思いに楽しむ様子が見られました。

今回は、三国町からたくさんの方が参加してくださり、地元の方が三国の海や生きものに興味を持ってくださっていることがとてもうれしかったです。また、お隣の石川県加賀市から参加された方も多く、県を超えて、身近な海を知ったり交流出来ることは素敵だなあと改めて感じました。

ぜひ、また来年もご参加いだたけるとうれしいです。

(8月18日(土)は、荒天のため中止になりました。)

© 2021 福井県海浜自然センター Fukuiken kaihin shizen center. All Rights Reserved.