「夏休み特別企画とナイトアクアリウム」
平成27年7月18日~20日、夏休み特別企画とナイトアクアリウムを開催しました。
当日は、磯めぐり乗船体験、魚のつかみ取り、ウミガメのエサやり体験、ドジョウすくい、
サザエのつかみ取り、ザリガニ釣り体験、お菓子釣りなどの屋外イベントのほか、
館内では、海湖(うみ)の○×クイズ大会やグッズづくり、
ウニの受精実験、魚の調理体験など、いろいろな体験イベントを開催しました。
また、18日と19日の夜にも開館し、夜の生きもの館内説明やウミホタルの発光実験などを行いました。
おかげさまで、3日間で、延べ1万1100人もの方がご来館くださいました。ありがとうございました。
センターリニューアルオープン1周年「学ぼう!うみ(海湖)の自然環境」
平成27年4月25、26日、当センターリニューアルオープン1周年に合わせ、
「学ぼう!うみ(海湖)の自然環境」を開催しました。
当日は、魚のつかみ取り、磯観察体験、ザリガニ・ウシガエルの駆除体験、塩作り体験、お菓子釣りなどの
屋外イベントのほか、館内では、陶磁器絵付け体験やめがねストラップグッズづくり、無料ねんど細工体験、
ウニの受精実験など、いろいろな体験イベントを開催しました。
おかげさまで、2日間で、延べ4400人もの方がご来館くださいました。ありがとうございました。
三方五湖自然教室「冬のバードウォッチング 海ワシとコハクチョウを観察しよう!」
2月1日、三方五湖自然教室「冬のバードウォッチング 海ワシとコハクチョウを観察しよう!」を開催しました。
総勢24名の方が参加してくださいました。
若狭町にある三方青年の家において、日本野鳥の会の方を講師としてお呼びし、海ワシとハクチョウなどの説明をしていただきました。
その後に三方湖の西田田井島付近に車で移動し、海ワシの観察を開始しました。 観察場所に到着する直前にオジロワシが飛び去ってしまい、その後は一向に姿を見せてくれませんでしたが、湖上の杭で羽を 休めるミサゴや上空を飛び回るノスリなどの海ワシの仲間を観察できました。
30分ほど観察したところで、ハクチョウの観察 をするために鳥浜の冬水田んぼに移動するグループとオジロワシの観察を続けるグループに分かれました。
ハクチョウの観察グループは、残念なことに観察場所に到着すると同時にオオハクチョウが飛び立ってしまい、観察できませんでしたが、15羽のコハクチョウの群れが観察できました。
群れの中には幼鳥も4羽確認できました。 オジロワシの観察グループは、厳しい寒さと強い向かい風、時折降る雪によって心が折れかけた観察終了3分前、ついにオジロワシが姿を現してくれました。
観察場所からはかなり遠い位置で旋回していましたが、肉眼でもオジロワシの特徴である白い尾羽を捉えることができ、参加者の皆様は寒さも吹き飛んだ様子で喜びの声を上げていました。
厳しい寒さの中、講座に参加してくださった皆様、ありがとうございました。
海ワシやハクチョウが観察できるのは、越冬が終わる2月中旬から3月上旬までですので、皆様もぜひ観察してみてください。
観察した鳥類リスト 20150201 若狭町田井島、鳥浜
三方五湖自然教室「サケの遡上観察 サケマップを作ろう」
11月8日、三方五湖自然教室「サケの遡上観察 サケマップを作ろう」を開催しました。
参加者15名でした。 若狭町にある若狭三方縄文博物館において、サケの話、観察場所などの説明をした後、 三方湖に注ぐハス川の佐古橋から落合橋の間に車で移動し、全員で観察しました。 その後、上流に行く班と下流に行く班に分かれて観察し、観察終了後、 若狭三方縄文博物館に帰り、サケの観察数の発表とまとめの話をしました。
全員参加の場所は最大77匹、上流の場所は最大16匹、下流の場所は最大23匹、 全部合わせて最大116匹いることが分かりました。
講座に参加してくださった皆様、ありがとうございました。 サケの遡上期間は、11月上旬から12月上旬までですので、皆様もぜひ観察してみてください。
観察した場所と尾数 20141108若狭町鳥浜~相田のハス川
夏休みの自由研究 植物採集と標本作り 第2回
8月2日、越前町学芸員の早坂英介先生を講師にお迎えして、湿地の植物採集と標本作りを行いました。
参加者12名は、早坂先生と一緒に湿地の田んぼやあぜで30種類の植物を採集しました。
多くの湿地の植物は秋に花や実をつけるため、休耕田のカヤや田んぼのコナギ、湿地のミゾソバなどタデの仲間はまだ開花していませんでしたが、参加者は1時間半かけて湿地を歩き、多様な植物を観察しました。
また、参加した子供たちは、湿地に咲く小さな植物もよく見つけて、採集を楽しんでいました。
採集を終えて海浜センターに移動した後、参加者は早坂先生の指導のもと、植物の泥などを落として新聞紙にはさみ、標本のラベルを作って作業を終えました。
植物を新聞紙にはさむ作業は根気のいるものですが、子供たちはひとつひとつ丁寧に行っていました。講座にご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
採集した植物リスト 20140802若狭町気山(PDF 70k)
夏休みの自由研究 植物採集と標本作り 第1回
7月27日、越前町学芸員の早坂英介先生を講師にお迎えして、海岸の植物採集と標本作りを行いました。
参加者9名は、早坂先生と一緒に海浜自然センター前の食見海岸を歩き、花または実のある植物を29種採集しました。
食見海岸は小さな海岸ですが、砂利の多い砂浜と磯場があり、その両脇には急峻な岩場からなる林縁とタブやスダジイなどの常緑樹が優占する山があります。このため、少し歩くだけでも環境の違いによる植生の変化を観察できる場所です。
当日は、磯場の手前にある漁港周辺の草地で、ヒメジョオンやアレチマツヨイグサ、ハマエノコロなどを採集し、砂浜では、淡紫色の花をつけたハマゴウや、オカヒジキ、ネコノシタ、アメリカネナシカズラなどの海浜植物を、磯場では、鮮やかな朱色の花を咲かせたコオニユリや、まだ若い実をたくさんつけたシャリンバイなどを採集して楽しみました。
午後からは海浜自然センターに戻り、採集した植物を標本にするための作業を、早坂先生の指導を受けながら行いました。
植物の形を整えてはさみ紙にはさみ、押していく作業を、丁寧に黙々とこなす子供たちの姿も見られました。
この講座から、植物採集の楽しみや、植物を標本にして観察することを知り、植物への興味を広げていただければと思います。講座に参加してくださった皆様、ありがとうございました。
採集した植物リスト 20140727若狭町食見(PDF 70k)
夏休みの自由研究 磯の生き物の飼育にチャレンジ! 第1回
7月6日、海浜自然センターにて磯場で採集できる生き物の飼育方法の講座を行いました。
参加者27名は、海浜自然センター前の磯場で石の下に隠れているカニやヤドカリ、巻貝の仲間などを1時間程度採集しました。
参加した子供たちは初めて見るアオウミウシやムラサキウニなどの生き物とのふれあいを楽しんでいました。また、お子さんに負けじと磯の生き物を探す親御さんもおり、親子で磯観察を楽しんでいました。
採集を終えて海浜自然センターに移動した後、参加者は採集した生き物を水槽に移して観察しながら、生き物を飼育する上での心構えやエサの用意の仕方、生き物の特徴などの話を熱心に聞いていました。
その後、参加者の皆様が用意した水槽に飼育したい生き物を入れ、お持ち帰りいただきました。 参加していただいた皆様は、磯の生き物の飼育日記を書けば、夏休みの自由研究はバッチリです。 講座にご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
観察できた生き物リスト 20140706若狭町世久見(PDF 55k) 。