海のふれあい教室「夏の磯の生きものを探してみよう」を開催いたしました。
2016年7月3日、21日に当センター前の食見海岸で海のふれあい教室「夏の磯の生きものを探してみよう」を開催しました。
砂浜と対象的に石や岩でできた磯に棲んでいる生きものを観察する磯観察は、たくさんの生きものが見られるため当センターの自然体験講座の中でも一二を争う人気講座です。また、季節が移りゆくと観察できる生きものが少しずつ変わってくることも面白いところです。
当センターでは、海のふれあい教室として春に2回、夏に2回の計4回の磯観察を行います。
春と夏で磯の生物群にどのような季節的変化が見られたでしょうか?
7月3日には43名、7月21日には名が参加して下さいました。
3日は小雨がぱらつき海面も普段より高めで波があり、中止にせざるを得ないかと悩みましたがなんとか開催することができ、種類匹の生きものが観察できました。
28日は透明度が高く、波もない絶好の磯観察日和でした。27種類142匹の生きものが観察できました。
22日は赤潮が見られましたが、28日には見られませんでした。一方で22日には見られなかったメジナの稚魚の群れが28日には見られました。
たった一週間でしたが、磯の生物群の季節的変化を垣間見ることができました。
夏にはいったいどんな生きものが観察できるのか今から楽しみです。
・20160522生きものリスト(PDF 170K)
・20160528生きものリスト(PDF 170K)?
三方五湖自然教室「たんぼで魚の赤ちゃんをつかまえよう」を開催いたしました。
7月2日に、三方五湖自然教室「たんぼで魚の赤ちゃんをつかまえよう」を開催しました。
はじめに三方青年の家研修室で、福井県立大学海洋生物資源学部教授の富永修先生から、田んぼと湖のつながりや、田んぼが湖の魚たちにとって果たしている役割についてのお話のほか、田んぼをコイやフナなどの稚魚育成の場として利用して湖の魚を増やすための研究についてお話をいただきました。その後、若狭町鳥浜地区の「美しい鳥浜を創る会」という農地の環境保全に取り組んでいる団体の管理する水田魚道を設置した田んぼで、生物の採集と観察を実施しました。フナやナマズなどの魚類の稚魚が採集され、参加者の皆様には田んぼが湖の魚にとって産卵・稚魚育成の場になっていることが理解していただけたかと思います。
スノーケリング自然教室を開催いたしました。
6月から7月にかけて、下記の日程でスノーケリング自然教室を開催しました。
スノーケリングをマスターしよう(初級)…6月26日、7月3日、9日、16日
スノーケリングで生きもの観察をしよう(中級)…7月9日、16日、30日
海域公園スノーケリング(上級) 黒崎半島(三方海域公園地区4号)…7月10日
初級講座では、主にスノーケリング経験のない方や初級者の方を対象に、器材の使用方法や遊泳方法などの講習を実施しました。小学生のお子様やその保護者様を中心にご参加いただき、参加いただいた方はどなたもスノーケリングの基礎技術を習得され、最後にはスノーケリングをしながら生きものの観察をしていただけるまでに上達されました。生きもの観察の際にはアオウミウシやタツノオトシゴなどのめずらしい生きものも見られ、参加者の皆様は喜んでおられました。
中級講座では、スノーケリングの経験がある方を対象に、食見海岸の磯場でスノーケリングをしながら生きものの観察を実施しました。講座タイトルに「中級」とありますが、岸近くの浅いところを中心に観察していますので、スノーケルクリアやフィン(足ひれ)を使った遊泳など基礎的な技術が備わっている方でしたら、「深いところはちょっと苦手だ」とか、「体力に少し不安があるので長い距離を泳ぐのは無理かも」といった方でも十分楽しんでいただけます。様々な種類の魚類やウミウシなどの生きものを手軽に観察でき、参加者の皆様から大変ご好評をいただきました。
上級講座では、主にスノーケリングの上級者を対象として、船で海域公園(水中生物が豊かで海中景観が優れた海域)に指定されている観察地点に行き、スノーケリングを実施しています。この講座の魅力は、普段はいけないような観察ポイントで生きものや海中景観を見ることができる点が挙げられます。
7月10日に実施した黒崎半島(海域公園地区4号)でのスノーケリングでは、夜光虫の大量発生により水の透明度は低かったものの、たくさんの種類の魚類やウミウシなどが観察されました。
当センターでは「ファミリー・グループで!スノーケリング自然教室」と題して2~6名様の少人数を対象としたスノーケリング教室を7月から9月にかけて金・土・日を中心に開催しておりますので、皆様のご参加をお待ちしております。詳しい内容や開催日程、予約状況等は当センターホームページ(https://fcnc.pref.fukui.lg.jp/fcnc.jp/page-3132)をご覧いただくか、お電話等でお問い合わせください。
夏のイベント「みんなで守ろう!若狭のうみ(海湖)」を開催しました。
平成28年6月11~12日、夏のイベント「みんなで守ろう!若狭のうみ(海湖)」を当センターで開催いたしました。
環境保全の啓発を目的に屋外では、食見海岸の清掃や磯めぐり乗船体験、さかなのつかみ取り、外来種捕獲体験、ザリガニ釣り体験、磯の生きもの観察、海釣り体験などを行いました。
また、館内では、Club-in Fの皆様によるホルンの演奏会や木製のアルプホルン演奏体験、若狭図書学習センターによる絵本の読み聞かせ&しおり作り、エンゼルランドふくいとあっとほうむによる科学実験などの体験イベントを開催しました。
おかげさまで、2日間で、延べ4056人もの方がご来館くださいました。皆さまありがとうございました。次回の企画イベントは10月29、30日開催予定です。皆様ぜひお越しください。
海のふれあい教室「春の磯の生きものを探してみよう」を開催いたしました。
2016年5月22日、28日に当センター前の食見海岸で海のふれあい教室「春の磯の生きものを探してみよう」を開催しました。
砂浜と対象的に石や岩でできた磯に棲んでいる生きものを観察する磯観察は、たくさんの生きものが見られるため当センターの自然体験講座の中でも一二を争う人気講座です。また、季節が移りゆくと観察できる生きものが少しずつ変わってくることも面白いところです。
当センターでは、海のふれあい教室として春に2回、夏に2回の計4回の磯観察を行います。春の磯では一体どんな生きものを見つけることができたでしょうか?
5月22日には38名、5月28日には30名が参加して下さいました。
22日は夜光虫の赤潮が発生して海中が見えにくかったのですが、26種類152匹の生きものが観察できました。
28日は透明度が高く、波もない絶好の磯観察日和でした。27種類142匹の生きものが観察できました。
22日は赤潮が見られましたが、28日には見られませんでした。一方で22日には見られなかったメジナの稚魚の群れが28日には見られました。
たった一週間でしたが、磯の生物群の季節的変化を垣間見ることができました。
夏にはいったいどんな生きものが観察できるのか今から楽しみです。
・20160522生きものリスト(PDF 170K)
・20160528生きものリスト(PDF 170K)?
海のふれあい教室「砂浜でフグやカレイの赤ちゃんを探してみよう」を開催いたしました。
2016年5月14日、福井県大飯郡高浜町若狭和田海水浴場で海のふれあい教室「砂浜でフグやカレイの赤ちゃんを探してみよう」を開催しました。
夏の海水浴シーズンには大いに賑わう砂浜ですが、まだ水が冷たいこの時期は少し寂しい印象を受けます。一見何も生きものがいないように見える砂浜ですが、よーく観察してみると小さな生きものがたくさん棲んでいます。一体どんな生きものがいるのでしょうか?
講師には砂浜の生態系に詳しい福井県立大学の富永修教授に来ていただき、波打ち際の生きものの取り方を実演してくれました。方法は波打ち際を手網でさらうだけ。皆さん、本当に砂浜に生きものがいるのか半信半疑のご様子です。
? 網の中に入った砂を海水を汲んだバケツに入れると小さなエビのような生きものが泳いでいました。これはアミ類といって砂浜に棲んでいる魚の大切なエサになっている生きものです。
波打ち際にはアミ類がいましたが、沖にはどんな生きものがいるのでしょうか?小型の地曳網(桁網)を引っ張って少し沖の生きものを採ってみました。沖といっても水深は5~60㎝ほどで浅くて安全です。参加してくれた子ど達も一緒に引っ張ってくれました。
さて、結果は・・・
胸鰭が綺麗なホウボウやカレイの赤ちゃんが採れて頑張って網を引っ張った甲斐がありました。
最終的には、イシガレイやクサフグなど26種類の生きものが採れ、参加者の皆さんはたくさんの生きものが採れたことに驚いていました。
・採集された生きものリスト(PDF 63K)
日頃気にしていない場所でもこれだけ豊かな生態系が形成されていることがわかりました。今回採集された生きものの住処がなくならないように環境保全に取り組んでいきたいものですね。
海のふれあい教室「チリメンモンスターを探せ」を開催いたしました。
2月20日、海浜自然センターで、海のふれあい教室「チリメンモンスターを探せ」を開催しました。
チリメンジャコの主な原料はカタクチイワシの稚魚ですが、選別前の状態のものにはカタクチイワシ以外にもいろいろな生物の稚魚や幼生(チリメンモンスター)が含まれており、製造過程でカタクチイワシ以外はほとんどが取り除かれてしまいます。この教室は、選別前のチリメンジャコの中に含まれるいろいろな種類の生物を探したり観察することを通して、海の中の生物や環境について考えるきっかけや興味・関心を持っていただくことを目的として開催しました。
参加者の皆さんはピンセットと虫めがねを手に、一生懸命チリメンモンスターを探されており、中にはタツノオトシゴなどのめずらしい種類のチリメンモンスターを発見した方もおられました。
このチリメンモンスター探しは個人向けおよび団体向けの体験講座として1年を通して参加を受け付けておりますので、海浜自然センターへお越しの際はチリメンモンスター探しに挑戦してみてはいかがでしょうか。
※団体様におかれましては材料等の準備の関係上、事前に御予約をいただきますようお願いいたします。
特別企画 冬のスペシャルイベントを開催しました。
平成28年1月30日、特別企画 冬のスペシャルイベントを当センターで開催いたしました。
??当日は、星座カード作り、チリメンモンスターのキーホルダー作り、浮沈子作り、缶バッチ作りのほかクラゲの飼育展示と生態のお話、ウミホタルの発光観賞、回転に関係するサイエンスショー、砂から砂鉄を取り出すなど、いろいろな体験やイベントを開催しました。
おかげさまで、延べ875人もの多くの方がご来館くださいました。皆さまありがとうございました。
「スポーツGOMI拾い大会in若狭町」が開催されました。
スポーツGOMI拾い大会とは?
11月29日に「スポーツGOMI拾い大会in若狭町」が食見海水浴場で開催されました。
当日はあいにくの雨模様でしたが、食見海水浴場は前日の波の影響で多くの漂着物が流れついており、喜んでいいのか悪いのかゴミの量は十分でした。
12チーム50人の方が参加し、「ゴミ拾いは!スポーツだ!」の掛け声で競技開始!
福井しあわせ元気国体/福井しあわせ元気大会2018のマスコットキャラクター「はぴりゅう」も応援に来てくれました。
1位は41.1㎏4110ptのゴミを抜群のチームワークで拾いきった小浜市から参加の「チームK」でした。おめでとうございます!!
表彰式の最後に全員で集合写真を撮って閉会となりました。
ご参加の皆様お疲れ様でした。海岸を綺麗にして頂き、ありがとうございました。
三方五湖自然教室「サケの遡上観察 サケマップを作ろう」
11月7日、三方五湖自然教室「サケの遡上観察 サケマップを作ろう」を開催しました。
若狭町にある三方青年の家で、サケの話、観察場所などの説明をした後、 三方湖に注ぐ?(ハス)川の佐古橋まで車で移動し、下流に移動しながらサケの姿を観察しました。
上古橋付近の堰では、サケが堰を上る姿を観察でき、参加者のみなさんが「頑張れー」と温かい声援を送っていました。
観察終了後、 三方青年の家に帰り、サケの匹数発表とまとめの話をしました。
観察場所のサケの匹数を全部合わせると、約70匹いることが分かりました。
講座に参加してくださったみなさま、ありがとうございました。 サケの遡上期間は、11月上旬から12月上旬までですので、皆様もぜひ観察してみてください。
観察した場所と尾数 20151107若狭町相田~鳥浜の?(ハス)川