おすすめ水槽 一覧
ゲンロクダイを展示しています。
2014年12月9日、若狭町世久見の定置網で、全長15㎝のゲンロクダイが捕れました。
名前にタイとついていますが、日本海に生息している唯一のチョウチョウウオの仲間で、他のチョウチョウウオより低温に強い魚です。
とがった口で小さな甲殻類やプランクトンを食べ、いつもはとても深いところにいますが、水が濁ると水深10m位まであがってきます。
当センターに7年間勤務している職員でも、過去に1回しか見たことがないほど珍しい魚ですので、皆様もぜひご覧になってはいかがでしょうか?
当センター2階の「若狭湾を彩る小さな生きもの」に展示しております。
※2015年3月31日に展示終了いたしました。
ホウボウの幼魚を展示しています。
2014年11月28日、世久見で全長7㎝ホウボウの幼魚が捕れました。
緑色をしている翼のような胸びれは、鮮やかな青色で縁どられ、
後半部には青白い斑点がいくつもあってとてもきれいです。
さらに胸びれの一部が脚のようになっていて、海底を方々(ほうぼう)歩き回ることから「ホウボウ」と名付けられたといわれています。
また、浮き袋を使って「グーグー」と鳴くことができるので、その浮き袋を「鳴き袋」と呼びます。
ホウボウがチョコチョコと底を歩く姿や、きれいな胸びれを広げて泳ぐ姿を皆様もぜひ観察してみてはいかがでしょうか?
当センター2階の「若狭湾を彩る小さな生きもの」に展示してあります。
※ホウボウの幼魚展示は2015年3月3日に終了いたしました。
マダコの赤ちゃん誕生。
2014年11月23日、タッチプールでマダコの卵がふ化しました。
大きさは約0.2㎝で、小さいながらもしっかりとタコの形をしています。
顕微鏡で観察すると、大きな眼と色素胞(体の色を変える色素細胞)が確認できます。
ふ化したばかりのタコは、ふわふわと水中で浮いています。この浮遊生活期間は、約1ヶ月間続きます。
期間限定の展示となりますので、この機会に皆様もぜひ観察してみてください。
※マダコの赤ちゃん展示は2014年12月3日に終了いたしました。
めずらしい「スナイロクラゲ」を展示しています。
2014年10月24日、若狭町世久見で、スナイロクラゲという中型のクラゲが捕れました。
このクラゲは傘の直径20㎝ですが、大きくなると直径40㎝にもなり、名前は砂の色に似ていることから名付けられましたが、地方によって青い個体は「青団子」と呼ばれ、展示個体はまさにこの「青団子」と呼ばれているような色をしています。
また、スナイロクラゲは、ミョウバンと塩で漬け込んで加工すると食用になり、中華料理などで使われます。
日本でスナイロクラゲを飼育展示している水族館は、長期間飼育が難しいため期間限定で展示しているそうです。
現在、当センター2階のクラゲ水槽にて展示しています。
めったに見られないクラゲですのでぜひ見にいらしてくださいね。
※2015年1月16日に展示終了いたしました。
珍しい生き物「ヒナコバン」「ショウワアメフラシ」を展示しています。
2014年9月16日美浜町沖の定置網にかかっていたヒナコバン(全長18㎝)を譲り受けました。
頭に小判のような吸盤を持ち、カジキになどの大型魚にくっついて、大型魚の食べかすを餌にします。コバンザメの仲間では最も小さいです。
また、8月中旬に展示していました珍しいアメフラシの仲間、ショウワアメフラシ(体長15㎝)が9月19日、またもや若狭町沖で捕獲されました。現在、ヒナコバンは2階アマモ水槽に展示しています。なかなか見られない生き物なので、ぜひご覧ください。
※ショウワアメフラシの展示は2014年10月1日に終了いたしました。
※ヒナコバンの展示は2014年10月25日に終了いたしました。
珍しいアメフラシ「ショウワアメフラシ」を展示しています。
国内では稀にしか見つからない「ショウワアメフラシ」が、8月18日にセンター近くの磯で見つかりました。当センターのスタッフが発見し、見慣れないアメフラシであったため、持ち帰って調べたところ、ショウワアメフラシであることが分かりました。
飴色の体に大小の白い斑点のあり、日本では1949年に初めて発見され、その後の54年間で3匹しか見つからなかったとても珍しいアメフラシです。
最大の特徴は、背中の翼足という器官を使って泳ぐことができることです。
現在、当センター1階の「福井の海にタッチしよう」に展示されています。ぜひご覧ください。
体長:20cm
分布:オーストラリア、ニュージーランド、ハワイ諸島、日本
※2014年9月2日に展示終了しました。