おすすめ水槽 一覧
ホシザメを展示しています。
2014年12月20日、若狭町世久見の定置網で、全長110㎝のホシザメが捕れました。
ホシザメは写真と名前のとおり、体に不規則に散在する白点が見られます。
サメというと人を襲うイメージがありますが、このサメは、イカ、タコなどの軟体動物や、カニやエビなどの甲殻類しか食べないので、人を襲わないサメのなかまです。
海岸や船釣りで釣れることがあり、肉は蒲鉾やはんぺんなどの練り物の原料になります。
当センター1階の「ふしぎな水槽」に、同じく人を襲わないドチザメと一緒に展示してあります。
ぜひ当センターへご来館のうえ、「ふしぎな水槽」のサメたちを見比べてしてみてはいかがでしょうか?
※展示場所が屋外水槽に変更されました。
クサウオを展示しています。
12月10日、若狭町世久見の定置網で全長40㎝のクサウオが捕れました。
この大きなオタマジャクシのような魚は、元々水深100mぐらいの海底で、エビ類や魚類を食べているのですが、12月~3月になると、産卵のため浅いところに移動する習性があり、定置網に捕まったようです。
名前の由来は、石川県加賀地方ではつまらないものやイヤなものを「くさい」といい、それがなまって「クサイウオ」から「クサウオ」になったとされています。
しかし、頭でっかちで小さな目をしたこの魚をみた女性職員の第一声は、「めっちゃ可愛い!」でした。
特に愛きょうのあるお顔は、一見の価値ありです。
冬の寒い時期にしか見られない魚ですので、ぜひご覧ください。
当センター1階の「ふしぎな水槽」に展示しております。
※2015年1月12日に展示終了いたしました。
ゲンロクダイを展示しています。
2014年12月9日、若狭町世久見の定置網で、全長15㎝のゲンロクダイが捕れました。
名前にタイとついていますが、日本海に生息している唯一のチョウチョウウオの仲間で、他のチョウチョウウオより低温に強い魚です。
とがった口で小さな甲殻類やプランクトンを食べ、いつもはとても深いところにいますが、水が濁ると水深10m位まであがってきます。
当センターに7年間勤務している職員でも、過去に1回しか見たことがないほど珍しい魚ですので、皆様もぜひご覧になってはいかがでしょうか?
当センター2階の「若狭湾を彩る小さな生きもの」に展示しております。
※2015年3月31日に展示終了いたしました。
ホウボウの幼魚を展示しています。
2014年11月28日、世久見で全長7㎝ホウボウの幼魚が捕れました。
緑色をしている翼のような胸びれは、鮮やかな青色で縁どられ、
後半部には青白い斑点がいくつもあってとてもきれいです。
さらに胸びれの一部が脚のようになっていて、海底を方々(ほうぼう)歩き回ることから「ホウボウ」と名付けられたといわれています。
また、浮き袋を使って「グーグー」と鳴くことができるので、その浮き袋を「鳴き袋」と呼びます。
ホウボウがチョコチョコと底を歩く姿や、きれいな胸びれを広げて泳ぐ姿を皆様もぜひ観察してみてはいかがでしょうか?
当センター2階の「若狭湾を彩る小さな生きもの」に展示してあります。
※ホウボウの幼魚展示は2015年3月3日に終了いたしました。