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ハリセンボンを展示しています。
昨年末、若狭町世久見の定置網で捕れた個体を展示しています。
皮ふにウロコが変化した針(トゲ)がたくさんあることから「針千本」といわれますが、
体のトゲは350本程度で、本当に1000本あるわけではありません。
敵に襲われそうになると、大量の水や空気を吸い込み、体を膨らませてトゲを
立てることで、身を守ります。
本来は熱帯域に生息していますが、暖かい海流に乗って福井県にもやってきます。
しかし、水温が低下する冬には繁殖できずに死んでしまう死滅回遊魚の1つです。
当センター2階の「アマモ水槽」に展示しており、となりの「生きるための適応の水槽」には
同じ仲間のメイタイシガキフグも展示しております。
ぜひ当センターへご来館のうえ、ハリセンボンとメイタイシガキフグを比較して
ご覧になってみてはいかがでしょうか?
※展示終了しました。