スノーケリング自然教室「初心者におすすめ!スノーケリングをマスターしよう(7月20日)」を開催しました。
2019年7月20日(土)、海浜自然センター、食見海岸にてスノーケリング自然教室「初心者におすすめ!スノーケリングをマスターしよう」を開催いたしました。
オリエンテーション、グループミーティングの後、各グループに分かれて準備開始。ウエットスーツを着て器材の使い方の説明や準備体操の後、前浜からエントリー。浮力の体感やスノーケルクリアの練習、フィンを使って泳ぐ練習等基礎技術を習得しました。3つのグループ全員が揃うまで桟橋で生きもの観察。その後親子タイムとなり、スノーケリングを楽しみながら生きものを観察したり、さらに練習を重ねたりしました。あっという間に終了時間となり、センター戻って片付け・着替えの後、振り返りをして終了となりました。「スノーケリングができるようになって嬉しい」といった感想や、「親子別々で練習できたり、一緒に活動できたりと楽しかった」といった感想も寄せられました。
イベント「海湖(うみ)の体験とナイトアクアリウム・開館20周年記念セレモニー」を開催しました。
令和元年7月13・14日の2日間、イベント「海湖(うみ)の体験とナイトアクアリウム」を当センターで開催いたしました。今年度2回目となるイベントは「体験とナイトアクアリウム」をテーマに、多くの講師の皆様にご協力をいただき、普段できない体験を数多く行いました。また、当センターは開館20周年を迎え、記念セレモニーも開催しました。
2日間曇や雨と天候には恵まれませんでしたが、多くの方にご来館いただき、ありがとうございました。次回のイベントは日程未定ですが、決定しましたらホームページに詳細を掲載します。お楽しみに!!
スノーケリング自然教室「経験者におすすめ!海域公園スノーケリングを楽しもう(7月7日)」を開催しました。
2019年7月7日(日)、海浜自然センター、烏辺島にてスノーケリング自然教室「経験者におすすめ!海域公園スノーケリングを楽しもう」を開催いたしました。
今年度最初のスノーケリング教室。当初は常神へ行く予定でしたが、波の影響を考慮して急遽烏辺島へ行くことにしました。
講師は経験豊富なスノーケリングリーダー、参加者もスノーケリング経験者ということもあり、スムーズに準備が進み、センターから船で烏辺島へ。到着後、桟橋の左右にわかれてスノーケリングを始めました。約1時間泳ぎながら生きものの観察を行い、昼食休憩後はそれぞれ反対側で再度生きもの観察。様々な種類のウミウシやタカノハダイ、オハグロベラ、ドチザメ、ウミシダ、ムツサンゴなどを観察できました。あっという間に終了時間となり、船でセンター戻って片付け・着替えの後、振り返りをして終了となりました。「普段見られない生きものがたくさん見られた、毎回新しい発見がある」といった感想や、「スノーケリングをとおしてプラスチックゴミも見られ、海洋汚染問題について考えたい、私たちの手で地球を守っていきたい」といった感想も寄せられました。
海浜自然センターではスノーケリング経験者を対象に、「海域公園クリーンアップ(9月14日)」を開催します。
海のふれあい教室「夏の磯で生きものを探してみよう」を開催しました。
2019年7月6日(土)、海浜自然センター、食見海岸にて海のふれあい教室「夏の磯で生きものを探してみよう」を開催いたしました。
今年度2回目の磯観察の講座。午前は幼児対象、午後は全対象で開催しました。
午前中は講師に一般社団法人うみからの前田和代氏に来ていただき、保護者へのお願いや生きものを見るときの視点について説明していただきました。その後、準備をして磯へ移動。低気圧の影響で少し波がありましたが、石の下からカニ、様々な種類の貝、ウニ、小さな魚等保護者やお兄ちゃんの手を借りて採集できました。さらに岩の隙間に隠れていたマダコを発見。採集後は生きものの解説を聞き、事前に仕掛けておいたカゴ網を引き上げて、普段なかなか採集できない様々な魚を観察しました。センターへ戻り、着替えの後は観察できた生きものをワークシートに貼って、オリジナルの観察シートを完成させました。
午後も磯観察についての解説後に磯へ向かい、採集開始。年齢層が高くなったため、採集の難しい魚類も多く捕まえることができました。センターへ持ち帰り、図鑑等で名前を調べた後、センター職員による生きものの特徴を解説。「へえ~、なるほど」という納得の声が多く聞かれました。海藻の上では大きなアメフラシ、コンクリートの壁ではイトマキヒトデやヘビギンポ、石の下にはカニやヤドカリ、様々な種類の貝などいろいろな生きものを捕まえました。中にはムラサキウニを見つけ、全身に海水を浴びながら捕まえた方もいらっしゃいました。
参加された方から、「親も夢中になり、親子ともにいい体験ができた」「自然に触れるとてもいい機会で、子どもが楽しく、いろんな意味で強くなれる講座だった」「海の豊かさに改めて気づき、大切さを痛感した」といった感想が聞かれました。
スノーケリング指導者養成講座「安全管理・自然観察講習」を開催しました。
2019年6月29・30日(土・日)、海浜自然センター、食見海岸、国立若狭湾青少年自然の家にて、スノーケリング指導者養成講座「安全管理・自然観察講習」を開催いたしました。
今年度2回目の指導者養成講座はスノーケリング時における安全管理や自然観察をテーマに、スノーケリング指導未経験の方からベテランの方まで多くの方に参加していただきました。
講師はオーシャンファミリー海洋自然体験センターの海野義明氏。スノーケリングについて簡単に講義の後、すぐ実習開始。前浜で器材のチェックを行い、横泳ぎやレスキューチューブを使った救助の練習しました。その後潜堤へ移動し、スノーケリング経験者コースを泳ぎながら、生きものの観察ポイントを巡りました。昼食の後はスノーケリング安全管理の講義。その後消防署職員による救急法講習を受講しました。国立若狭湾青少年自然の家へ移動し、夕食・入浴の後は講師のこれまでの経験から近年の自然保全まで思いを篤く語っていただきました。翌日は国立若狭湾青少年自然の家の前にある磯場や川の河口で生きもの観察の実習。センター周辺とは環境が異なるため、採集できる生きものも違いましたが、参加者全員採集レベルが高く、なかなか捕まえられない魚やカニ、見落としてしまいそうな小さな生きものまで幅広い種類を採集しました。採集した生きものの観察も、参加者ぞれぞれが持っている知識を披露しながら講師のより深い解説が加わりました。2日間の講習をとおして、安全を考慮しながら、スノーケリング参加者に海にどう興味・関心を持ってもらうか、どう伝えていくかを考えることができました。
スノーケリング指導者養成講座「基礎講習」を開催しました。
2019年6月22日(土)、海浜自然センター、食見海岸にて、スノーケリング指導者養成講座「基礎講習」を開催いたしました。
今年度最初の指導者養成講座は基礎講習、スノーケリング指導未経験の方からベテランの方まで参加していただきました。
講師は福井の海に親しむ会でスノーケリングリーダーをされている前田和代氏と渡邉幸太氏。スノーケリング指導のの安全について簡単に講義の後、すぐ実習開始。前浜で器材をつけて練習しましたが、参加者全員スノーケリング経験のある方でスムーズにできました。その後磯場へ移動し、スノーケリング経験者コースを泳ぎながら、生きものの観察ポイントを巡りました。昼食の後はスノーケリング指導の講義。講座の進め方について学んだ後、食見海岸へ出てリーダー、サブリーダー、参加者に役割を分担し、生きものや漂着物を見つけながら全員で共有していきます。役割を交代しながらセンターへ戻り、最後はスノーケリング講座でどういうことを参加者に伝えていきたいか発表しました。講師に用意していただいた話題に興味を引き付けられ、楽しい雰囲気の中で自分だったらどう指導していくか、参加者にどんなことを伝えていくかを考えることができました。
海浜自然センターでは毎年こうしたスノーケリング養成講座を開催しています。スノーケリングや海の自然観察に興味のある方はぜひご参加ください。
海のふれあい教室「早めに自由研究スタート!海藻採集と標本作り」を開催しました。
2019年6月9日(日)、海浜自然センターと食見海岸で海のふれあい教室「早めに自由研究スタート!海藻採集と標本作り」を開催しました。
毎年大人気、昨年度の参加者から夏休みの自由研究コンクールで入賞しましたと報告のあった講座に、今年度も多くの方にご参加いただきました。東京海洋大学海洋環境科学部の神谷充伸先生にお越しいただき、海藻の種類や陸上の植物と海藻の違い、生えている場所、標本の作り方と海藻の採集のポイントなど海藻について詳しい解説をいただきました。次に食見海岸の磯場へ移動し、海藻を採集しました。この時期は様々な海藻が生えていて、緑藻、褐藻、紅藻を採集できました。さらに前浜へ移動し、ここでも採集。参加者はかぶる波をもろともせず、採集を楽しみました。センターへ戻って着替えを済ませた後、昼食を挟んで午後からは標本作りを行いました。神谷先生に海藻の名前を教えていただき、海藻を紙の上で広げて、吸水紙や新聞紙を使って標本にしていきました。もちろんこれで完成ではないため、今後紙を交換して時間をかけて乾燥させる作業が待っています。根気のいる作業ですが、きちんと取り組めば、きっと夏休みの自由研究にぴったりの作品ができるものでしょう。
三方五湖自然教室「バードウォッチング初夏 菅湖ビギナーのためのさえずり探鳥会」を開催しました。
2019年6月16日(日)、気山公民館~菅湖周辺にて、三方五湖自然教室「バードウォッチング初夏 菅湖ビギナーのためのさえずり探鳥会」を開催いたしました。
今年度2回目のバードウォッチング。今回は菅湖周辺で夏鳥のさえずりを楽しみながら野鳥の観察を行いました。
当日は梅雨の嵐で開始後しばらくは土砂降りの大雨となりました。公民館で講師の日本野鳥の会福井県嶺南ブロックの方からさえずりの識別ポイントを詳しく教えていただき、観察できそうな野鳥を予想してビンゴゲームを行ないました。約1時間で雨が上がったため、菅湖へ観察に出かけました。キビタキやコゲラ、ホオジロなど近くで盛んに鳴く鳥がいる一方で、ミサゴが突然姿を見せたり、セグロセキレイの幼鳥をじっくり観察できたりと、1時間で22種類の野鳥を観察できました。公民館に戻ると再び土砂降りの大雨。鳥合せの後、ビンゴゲームの景品(野鳥のシール)をいただき、参加者の方にも楽しんでいただけました。
次回のバードウォッチングは12月1日(日)9:00~11:30、若狭町三方湖周辺でカモ類を中心に観察する講座を行います。お楽しみに!
スノーケリング自然教室「みんなで環境美化!海域公園クリーンアップ」を開催しました。
2019年6月15日(土)、食見海岸にて、スノーケリング自然教室「みんなで環境美化!海域公園クリーンアップ」を開催いたしました。
毎年スノーケリングシーズン前に海中や海岸のゴミ(漂着物)を回収し、海岸をきれいにする講座を行いました。
当日は梅雨の嵐が来る前で、午前中に食見海岸の活動のみ行ないました。参加者はスノーケリング指導者や経験のある方ばかり。バディを組み、準備を行なって磯場から活動開始。スノーケリングしながらゴミを見つけ、回収したらまた探すを繰り返します。一方、陸上ではセンター職員や救護員が打ち上げられたゴミを回収したり、海中で活動している方からゴミを受け取ったりしました。続いて前浜へ移動。海中に沈んだパラソルの土台を引き上げ、砂を出していくとマダコが出てきたり、海中を泳ぐエイの姿に感動したりと、楽しみながら活動を進めました。ゴミの多くはプラスチックで、多少変形しても分解はされません。また、釣り糸や針などここにすんでいる生きものや海を楽しむ人にも影響を与えるようなゴミも回収されました。
これで少しは海岸がきれいになったかなと思いますが、ゴミの多くは人間の生活に関係していて、ゴミをできるだけ捨てない、減らすように工夫する、捨てるときはゴミ箱に確実に捨てるなど意識を少し変えるだけで海岸はきれいになります。スノーケリング自然教室に参加してくださる方にもこうした海の環境について学んでもらいたいと思います。
海のふれあい教室「早めに自由研究スタート!昆虫採集と標本作り」を開催しました。
2019年6月8日(土)、海浜自然センター、音羽山登山道にて海のふれあい教室「早めに自由研究スタート!昆虫採集と標本作り」を開催いたしました。
昨年度に続き、今年度も昆虫採集・標本作りの講座を開催。岡本水草ファームの岡本諭司先生に来ていただき、まずは昆虫採集について説明していただきました。その後前日に設置した魚の死骸トラップに昆虫がいないか探しに出かけました。センター駐車場周辺は収穫がなく、音羽山登山道へ移動。ここでは1家族1匹程度とこちらも厳しい結果に。開催前日に梅雨入りとなり、気温が下がって昆虫があまり活動しなくなってしまったのかもしれません。
午後は図鑑を使って同定作業。同時に、事前に採集しておいた昆虫を配布し、標本に使うことにしました。講師の実演後は各自標本作りに挑戦!ピンセットを使って昆虫図鑑のように足の向く方向をそろえるのは大変でしたが、子どもだけでなく、保護者の方も試行錯誤しながら、かっこいい形に仕上がりました。
「天気は残念だったけど、昆虫を捕まえられて楽しかった」「標本作りは大変だが、子どもが集中できるいい機会になった」「すぐ近くにもこうした昆虫がいることが分かり、自然を見る目が変わった」といった感想が聞かれました。